2007-02-23

父ちゃんの会話

小さな島に住んでいて外勤めでもお昼は家で食事をしていた。日中も親父のことが気にかかることが多々あった、そんな親父とずっと一緒に居るお袋のことも。
昼戻った時や夕刻帰ってから母からよく話を聞かされた。
日々の親父の変化は母も自分も受け入れるしかなかったが、慣れてきもした。
店舗の中での仕事と店番でずっと家に居て酒も飲まず(息子の俺も飲めないが)用が無ければあまり外に出ることもなかった親父は余計症状の進行も速かったかも知れない。
誰が傍に居ようが一人でかってにブツブツ話していることが多くなった。
家族がそこに居るのに誰か違う人と話している。ブツブツ小声で話の内容は聞き取れない。
今日はお客につり銭を間違えて渡してしまい、明らかに違うと指摘されて反対に逆切れしお客に対して怒鳴りつけたとお袋が嘆いていた。人を怒鳴るような親父じゃなかったのに。

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