2007-02-20

何故書き続けるのか?

しばらく親父の認知症の初期のことを書いてきたが、正直最初は「備忘録的に記憶を留めておくか。」程度の気持だった。
でも書き続けてみると記憶をたどってしまうせいか、忘れていた事も後から後から出てくる。
思い出したくもない事なのだが、何故続けるのか? たぶん・・・
  • 書いちゃった!から途中で止められない。
  • 書き留めておけば、嫌な記憶も安心して忘れてもいいいと思えるかも知れない。
  • 認知症、アルツハイマーだった親父の息子だから自分も呆けたら書き留めるどころじゃない。
  • 同じ様な境遇の人が見て、辛い思いは私だけなんじゃないと同感し、いつまで続くかわからない日々の格闘に少しは勇気と希望を湧かせてくれるかも知れない。
  • 惨憺たる情況はたくさんあったが、尊敬し愛する親父とお袋への感謝の気持で書けている。

    等々・・・だと思う。

これからのことを思うと、まだまだ親父の症状の悪化、お袋も倒れてしまう、その後から現在までのことなど進行形でまだ先は判らない。

でもただ辛かったというだけじゃなくて、両親の惨憺たる状態を見てきたおかげで日々の心の変遷、境涯の拡大も自分なりにあったと思う、そういう意味で親父・お袋に成長させてもらったということを感謝している。 やっぱり俺は父ちゃん母ちゃんの息子だ!

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